大阪市中央区で根本改善なら「つくし鍼灸整骨院」

こんにちは、大阪市中央区本町の自律神経専門整体、つくし鍼灸整骨院です!今回は筋緊張性頭痛の原因と、その胃腸との深い関係についてお伝えします。

筋緊張性頭痛とは

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筋緊張性頭痛は、一般に重い痛みや締め付けられるような感覚を伴います。この痛みはこめかみ、後頭部、あるいは頭全体に広がることが多く、日常生活においても影響を与えることがあります。特に長時間デスクワークや運転、ストレスや体の姿勢が不正確な状態が続くと、この種の頭痛が引き起こされやすくなります。

頭痛の原因筋

後頭下筋群

頭痛の主な原因となる筋群の一つは後頭下筋群です。この筋群は大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋という四つの筋肉で構成されています。それぞれの筋肉には特定の起始部と停止部(付着部)があります。

  • 大後頭直筋: 起始部は頸椎2番の棘突起、停止部は後頭骨下項線の中央部
  • 小後頭直筋: 起始部は頸椎1番の後結節、停止部は後頭骨下項線の内側1/3
  • 上頭斜筋: 起始部は頸椎1番の横突起、停止部は大後頭直筋の停止の上部
  • 下頭斜筋: 起始部は頸椎2番の棘突起、停止部は頸椎1番の横突起

板状筋

もう一つの重要な筋肉は板状筋です。この筋肉は後頭下筋群よりも浅層に位置しており、頭痛が発生した際には特に緊張が見られることが多いです。

  • 板状筋: 起始部は項靭帯の下半分、第7頚椎の棘突起、第1〜3(4)胸椎の棘突起、停止部は乳様突起、後頭骨

頭痛の原因筋と胃腸の関係

頭痛の原因筋である後頭下筋群や板状筋は、胃腸の調子とも密接な関係があります。具体的には、胃腸が弱っている時や不調を感じている場合、体は内臓をかばうような姿勢に自然となり、これが首から後頭部の筋肉に緊張をもたらす可能性があります。自律神経系は胃腸の調子とも深く関連しており、自律神経の中枢は脳幹に位置しています。このため、胃腸の調子が悪いと頭痛の原因筋にも影響が及ぶと考えられます。

胃腸が弱る原因

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食生活の不摂生

過度な食事や不規則な食生活が胃腸に悪影響を与えます。特に、毎食満腹まで食べると、胃腸が持続的に働かなければならず、疲労します。加えて、高カロリー、高糖、高塩分な食物は消化器系に負担をかけます。また、過度な飲酒や喫煙は胃腸の粘膜にダメージを与え、機能を低下させる可能性があります。

冷え

冷たい飲み物や食べ物を取ること、または肉体的にお腹が冷える状況も胃腸に負担をかけます。さらに、生ものや砂糖の摂取も体を冷やし、消化機能に影響を与えることがあります。

ストレス

ストレスが長期間続くと、胃酸の分泌が増加したり、胃の粘膜の保護機能が低下する可能性があります。このような状態が続くと、「ストレス性胃炎」などの疾患につながる可能性があります。


整体によるアプローチ

足底

足底マッサージや足底指圧法は、内臓の機能を向上させ、排泄を促進します。足底には多くの神経が集まっているため、適切な刺激は全身の調子を整える効果があります。

全身の骨格

姿勢が悪いと、胃腸にも圧迫がかかり負担がかかります。整体によって全身の骨格を調整することで、消化器系にも良い影響を与えます。特に、腰や背中の調整は、胃腸の位置や角度にも影響を与えるため、消化機能の改善に繋がります。

東洋医学的アプローチ

胃腸に関係する経穴(ツボ)や、体のエネルギーの流れを整えることで、消化機能を高める効果があります。東洋医学では、特定のツボを刺激することで、胃腸の働きを正常化し、各種消化器症状を緩和するとされています。

セルフケア

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セルフケアとしては、食生活の改善が最も手っ取り早い方法です。腹八分目に食べる、しっかりと噛む、ゆっくりと食事をするといった基本的なことが非常に重要です。特に冷たい飲み物や食べ物は避け、白湯を飲むようにすると良いでしょう。ストレスは簡単に解消することは難しいかもしれませんが、短時間でもリラックスできる時間を作ること、または瞑想、深呼吸、運動などでストレスを発散することが推奨されます。

運動による改善

適度な運動も頭痛の緩和につながります。特に、ストレッチや軽い有酸素運動は筋緊張性頭痛に効果的です。運動によって血行が良くなることで、頭痛の原因となる筋肉の緊張も解消されやすくなります。

深呼吸と瞑想

心地よい場所で深呼吸や瞑想をすることで、筋肉の緊張を和らげ、頭痛を軽減することができます。瞑想では心を落ち着かせ、自律神経を整える効果もあります。

頭痛に効果的な食事とサプリメント

  • マグネシウム: 筋肉のリラックスに効果的で、緊張性の頭痛に良いとされています。
  • オメガ3脂肪酸: 抗炎症作用があり、頭痛の軽減に役立つ可能性があります。
  • 食物繊維: 胃腸の動きを良くすることで、頭痛の原因となる胃腸の不調を和らげます。

まとめ

筋緊張性頭痛は、生活習慣や体の状態に密接に関わっています。特に後頭下筋群と板状筋は頭痛の主な原因筋であり、これらの筋肉が緊張すると頭痛が引き起こされやすくなります。さらに、胃腸の調子とも関係が深く、胃腸の不調が頭痛に影響を与える可能性があります。運動、食事、ストレスマネジメントなど、多角的なアプローチで頭痛の緩和が期待できます。

頭痛

 

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