マッサージの種類
マッサージの歴史
マッサージの語源はギリシャ語の「マッシー」からきています。マッシーとは『揉む』という意味です。ヨーロッパでは紀元前からマッサージが行われていました。16世紀以降はよりマッサージの術式など研究が行われ広く行われることになります。
日本ではマッサージの歴史は「あん摩」の歴史と言えます。西暦700年にはあん摩を行う職業が設けられています。
マッサージの種類
マッサージと一口に言っても様々な種類があります。タイ古式マッサージやリンパマッサージ、オイルマッサージ、ヘッドマッサージ、スポーツマッサージ、英国式、スウェーデン式マッサージ、リンパマッサージなどです。
マッサージは循環機能の改善が期待され現在でも多くの場所で行われています。街中でよく見かける「マッサージ」と看板を掲げているお店では、乾式のリラクゼーションマッサージやオイルマッサージをやっているところが多い印象です。
整体の種類
整体の種類
整体もマッサージの種類に入れることもありますが、整体自体も各地域によって発展してきているものであり、日本でも古来より発展を遂げた整体の形があります。日本の整体の中で代表的なものは「野口整体」と言われるものです。野口整体は1945年野口晴哉氏が提唱した整体法で「整体」という言葉も広く普及しました。その他も柔術や古武術、骨法などの日本の武術から派生した整体法もあります。
中国整体は「推拿」といって中国式のあん摩を用いて経穴(ツボ)と経穴の流れ、経絡にアプローチする方法があります。ツボへのアプローチ方法として鍼灸が一般的なイメージかと思いますが手のみを用いたあん摩によっても効果を出すことが可能です。
西洋文化で発展した「整体」としてオステオパシーやカイロプラクティックがあります。カイロプラクティックはアメリカをはじめ世界各国で国家資格化されているものでありカイロプラクティックドクターといわれます。
マッサージは主に筋肉へのアプローチ
マッサージは筋肉を刺激し血行を促進する
マッサージの目的は筋肉への血流を促して柔らかくし、コリや痛みをほぐしていくというものです。マッサージは筋肉に対して行われることが大半です。全体的または部分的に外部から刺激をすることによって筋肉がほぐれてきます。実際にマッサージ後の体は血流がよく筋肉の柔らかさも触ってわかるほどになります。
マッサージのみで様々な症状をみれる人もいる
マッサージというものはとても幅が広いものです。それはマッサージ方法が多岐にわたることもありますが、「施術者によっての技術の幅」というものもあります。小さな子供がおじいちゃんおばあちゃんに対して肩たたきをするのもいわばマッサージですから、触られて気持ちのいいリラクゼーションのマッサージから様々な症状を手一本のマッサージで楽にしていくようなマッサージ師も居たりします。
整体は筋肉、骨格関節、内臓など体全体が対象
体全体を整えるのが整体
人を構成する部品は筋肉だけではありません。腱、じん帯、骨、関節、内臓、血液、リンパ、気などそれぞれがバランスと連絡を取り合いながら生物は生命活動を行っています。ですから、整体では筋肉を含めたカラダのその他の部分に対してもアプローチしていきます。整体法によって、骨の歪みに対して特出しているものや、内臓にアプローチするもの、神経の反射に対するものなど様々です。
筋肉が固まってしまうことで血行も悪くなり、痛みやしびれなどはもちろん自律神経のバランスも崩れる原因になります。しかし、筋肉が固まってしまうことにも原因があります。その根本的な部分が改善されないと、一時的に緩まったとしてもまたすぐに筋肉が硬くなってしまいます。血行が悪くなる原因はより深層にある場合がほとんどです。
当院の整体は筋肉、腱じん帯、骨格関節、内臓、血液、リンパ、経穴(ツボ)経絡流注に対して行います。
どれだけ有効なポイントに施術を行うか
希望が満たされればそれでいい
マッサージをリラクゼーション目的で受ける方も多いと思います、ちゃんと気持よく施術してもらいリラックスしたり施術中にぐっすり眠れることができればそれでいいと思います。
重いカラダの痛みコリや自律神経に乱れが起こって体の原因不明な症状や精神的な症状が出ている場合であればより的確な原因への理解と的確なポイントに対する施術が必要となってきます。 原因を追究するにあたってカラダ全体を理解し把握できることは大切だと考えます、原因は筋肉のこわばりのみかもしれないし、骨格の歪みかもしれませんし、内臓の疲労かもしれません。もしかしたら自分の性格や、まわりの環境へのとらえ方が誤っているからかもしれません。有効なポイントへアプローチすることができれば十分効果が出ます。
マッサージによる施術であろうが、整体による施術であろうが受けたクライアント様の悩みが解消されたり希望が満たされれば十分でしょう。