大阪市中央区で根本改善なら「つくし鍼灸整骨院」

こんにちは、大阪市中央区本町の自律神経専門整体、つくし鍼灸整骨院です! パニック発作はなぜ起こるのかについて私の見解をお話ししていきます。

パニック障害とは

パニック障害

パニック障害は、突然の強い恐怖や不安感が引き起こされるものです。これらの感情は、通常、パニック発作と呼ばれる短期間の強い身体的および心理的症状によって表れます。パニック発作は通常数分でピークに達し、その後数十分で症状が緩和されます。

自律神経とパニック障害の関係

自律神経は、私たちの体の内部環境を調整し、内臓や器官の働きをコントロールする神経システムです。自律神経は、交感神経と副交感神経の二つの部分からなり、それぞれが異なる機能を果たします。交感神経は、ストレスや緊張状態にあるときに活性化され、副交感神経は、リラックスした状態で活性化されます。

パニック障害の発症は、自律神経の不均衡が原因であると考えられています。特に、交感神経が過剰に活性化されることが、パニック発作の症状を引き起こすとされています。

自律神経の生命維持機能とパニック発作の関連性

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自律神経は、私たちの生命維持機能を果たすために存在します。例えば、身の危険を感じたときには、「闘争」もしくは「逃走」するために交感神経が活性化されます。この反応は、私たちの祖先が野生の動物や敵対者から身を守るために進化したもので、現代の生活でも重要な役割を果たしています。

ただし、現代社会では、「闘争」も「逃走」もできない状況が多々あります。例えば、電車の中で身の危険を感じた場合、闘う相手もいないし、逃げることもできません。このような状況で交感神経が過剰に活性化されると、パニック発作が起こることがあります。

パニック発作と恐怖症の関係

パニック発作は、恐怖症とセットになることが多いです。例えば、犬恐怖症の人が犬と近距離で逃げられない状況に閉じ込められた場合、交感神経が過剰に働き、パニック発作のような症状が起こるでしょう。パニック発作は、何かに対する恐怖心や苦手意識から起こることが多いです。

自分が何に対して恐怖を感じ、危険だと体が感じて交感神経を働かせるのかを理解することが重要です。それは電車かもしれないし、車かもしれないし、高速道路かもしれないし、人に迷惑をかけることかもしれないし、孤独かもしれません。どのようなタイミングで発作が起こるのかを把握しましょう。

パニック発作が初めて起こる原因

一番最初にパニック発作が起こった原因は、現在発作の引き金になっている原因とは異なることが多いです。飲酒、寝不足、過労、ストレス、細菌感染などが初回の発作を引き起こす原因となることがあります。しかし、パニック発作はあまりに激しい症状のため、トラウマになり、2回目以降は発作が起こった環境を「危険」と誤認してしまうことが原因になってしまいます。

パニック発作の予防と対処法

パニック発作を予防する方法の1つは、恐怖を抱え込まず、自分が感じている不安や恐怖を適切に表現することです。また、自律神経が過剰に偏って働かないように準備することが大切です。運動や生活習慣の見直しにより行うことが出来ます。リラクセーションや瞑想などの自己ケア方法を学ぶことも交感神経の活性化を抑えることができます。

また、パニック発作が起こる状況や引き金を理解し、自分にとっての危険状況を克服することも必要になってきます。なかなか最初は恐怖心もあり難しいかもしれませんが、怖い状況から離れているうちは克服することは難しいでしょう。

整体や鍼治療などの代替医療も、パニック発作の予防や症状の軽減に役立つことがあります。これらの治療法は、自律神経のバランスを整える効果があるとされており、身体的な緊張やストレスを緩和することで、パニック発作の発症リスクを低減することが期待されます。

パニック発作と心理療法

心理療法は、パニック障害の治療においても効果的なアプローチとされています。認知行動療法(CBT)や森田療法などがあります。

自分の考え方や感情、行動について深く考え、それらがパニック発作の引き金となっていることを理解し、問題解決スキルを習得することを目指します。これにより、患者は自分の恐怖や不安をコントロールし、パニック発作を予防することができるようになります。

まとめ

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パニック発作は、自律神経の不均衡や恐怖症などの要因によって引き起こされるものです。自分が何に対して恐怖を感じるのかを理解し、自律神経のバランスを整える方法や心理療法を活用することで、パニック発作の予防や症状の軽減が可能です。自分の心身の状態や環境に敏感になり、自己ケアに努めることが大切です。

さらに、適切な運動や睡眠、バランスの良い食事などの健康的な生活習慣も、パニック発作の予防に役立ちます。運動はストレスを軽減し、コルチゾールというストレスホルモンのコントロールに役だちます。また、エンドルフィンという幸せホルモンの分泌を促進します。良質な睡眠は、自律神経のバランスを整え、緊張やストレスを緩和する効果があります。また、バランスの良い食事は、身体に必要な栄養素を摂取し、心身の健康を維持するために重要です。

パニック発作を経験している人は、家族や友人に状況を理解してもらい、サポートを求めることも大切です。周囲の理解や支援があれば、パニック発作に対処しやすくなります。

最後に、パニック障害は治療可能な状態であり、適切なケアや治療を受けることで、多くの人が症状を改善し、日常生活を取り戻すことができます。自分の状況を理解し、適切な対処法やサポートを受けることが、パニック発作を乗り越えるための鍵となります。

パニック障害

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