大阪市中央区で根本改善なら「つくし鍼灸整骨院」

こんにちは、大阪市中央区本町の自律神経専門整体、つくし鍼灸整骨院です!心因性めまいは、めまいを訴える患者さんの中で5〜30%の確率で診断されるといわれています。これは、身体的な異常が明確には見られないものの、その人の精神状態や生活環境から起こるめまいのことを指します。

めまいの種類

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めまいには、主に三つの種類が存在します。一つ目は「回転性のめまい」で、これはまるで自分がグルグルと回転しているか、あるいは周囲が回転しているような感覚を伴います。二つ目は「浮遊性めまい」で、これはまるで自分が浮いているか、または揺らいでいるような感覚を伴います。最後の三つ目は「動揺性めまい」で、これは自分が倒れそうになる、グラグラとした不安定な感覚を伴います。これらのめまいの全てが、心因性である可能性があります。

心因性めまいとは

心因性めまいとは、身体的な病変がないのにめまいを感じる状態を指します。これは通常、ストレスやうつ病などの精神的な問題により起こります。ストレスやうつ病が自律神経を乱し、その結果、身体がめまいという形で反応を示すのです。

心因性めまいの種類

心因性めまいは、主に二つの種類に分けられます。一つ目は、耳の三半規管に異常が見られるものです。これは、三半規管にも異常があることに加えて心因性の要因も関係がある場合です。二つ目は、三半規管には異常が見られないものです。これは、ストレスやうつ病が心と体のつながりを乱すことで、身体がめまいという症状をだしているものです。

うつ病とめまい

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うつ病は、様々な要因により起こります。生活習慣の乱れ、過度なストレス、遺伝要因、ホルモンの乱れ、薬物や医学的な原因などがその主な要因とされています。うつ病が進行すると、脳に慢性的な炎症が起き、その結果としてめまいなどの身体的な症状を引き起こす可能性があります。

自分が変えられるところをまず見つけよう

うつ病の原因になる要素の中には、自分自身で変えられるものがあります。例えば、仕事のストレス、睡眠習慣、食生活などです。仕事がストレス源であるなら、その環境を変える、またはストレスを上手に管理する方法を学ぶことが有効です。もちろん、全ての人がすぐに仕事を変えることはできないかもしれませんが、自分の健康のために何が可能で何が不可能なのかを検討することは重要です。

脳の炎症を抑えよう

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うつ病による脳の炎症を抑える方法は、身体の他の部位の炎症を抑えるのと同じ基本的な原則に基づいています。食事、運動、睡眠、ストレス管理という4つの側面からアプローチします。

食事

抗酸化物質とオメガ-3脂肪酸が豊富な食品を選ぶことで、身体の炎症を抑えることが可能です。これには、野菜、果物、全粒穀物、豆類、魚、ナッツなどが含まれます。一方、加工食品、砂糖、飽和脂肪酸、トランス脂肪酸が多い食品は、炎症を引き起こす可能性があるため避けるべきです。

運動

適度な運動は、身体の炎症を抑え、全般的な健康を維持するのに役立ちます。特に高強度の運動をする必要はなく、一日30分の散歩や軽いジョギング、ヨガ、水泳などが効果的です。筋力トレーニングも重要で、週に2-3回行うことが推奨されています。

睡眠

睡眠は身体の炎症を抑えるために不可欠です。7~9時間の質の良い睡眠を取ることで、免疫システムが正常に働き、炎症反応を抑えることが可能です。就寝・起床時間を一定に保つ、カフェインやアルコールの摂取を控える、寝室を暗く静かに保つなどのステップを取ることで、睡眠の質を向上させることができます。

ストレス管理

ストレスは身体の炎症反応を引き起こす可能性があります。瞑想、深呼吸、ヨガ、森林浴、アートセラピー、ジャーナリングなどのリラクゼーション技法を用いてストレスを管理することが効果的です。また、社会的な支援やカウンセリング、適切な休息とリラクゼーションもストレスを軽減するのに役立ちます。

まとめ

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めまいとうつ病は、自律神経の乱れや生活習慣の問題などにより、深く関連しています。特に心因性めまいは、めまいの患者の中で一定の割合を占めるとされ、これには生活習慣やストレス、そしてうつ病との関連が指摘されています。

うつ病は、脳内の炎症やホルモンのバランスの乱れ、そして遺伝的な要因や過度なストレスなど多岐にわたる要因によって引き起こされる可能性があります。そして、このうつ病が原因となって、めまいなどの身体的症状が現れることが知られています。そのため、うつ病やめまいを体験している方は、整体やその他の治療法だけでなく、生活習慣の見直しや心のケアも重要となってくるのです。

身体と心は密接に関連しており、一方が乱れると他方にも影響を及ぼすことが多いのです。特に自律神経は、心と身体のバランスをとる上で極めて重要な役割を果たしています。自律神経が乱れると、心因性のめまいやうつ病のリスクが高まると考えられています。

今回の記事を通じて、めまいやうつ病の原因となる生活習慣や環境、そしてそれらの症状を改善するための方法について記載しました。生活の中で変えられる部分、変えられない部分を見極め、自分自身の健康や心のケアを優先させることが大切です。

結局、身体と心の健康は、日々のちょっとした工夫や努力から生まれるものです。食生活の見直しや適切な運動、十分な休息、そしてストレスを適切に管理することで、より健やかな毎日を送ることができるでしょう。何よりも、自分の身体や心のサインをしっかりと捉え、必要なケアを施すことの重要性を忘れずに過ごせると体は良い変化をもたらしてくれます。

 

めまい (5)

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